デジタル・デトックスでストレス軽減を

開邦クリニック

2013年09月03日 11:09

デジタル・デトックスってご存知ですか?
ネット断食とも言います。
断食と言っても、ネット環境から一定の期間遠ざかることを言います。

スマートフォンやソーシャルネットワークサービス(SNS)の普及につれ、
ネットに接続しないと落ち着かない「ネット依存」が問題となっていますが、
意識的に、ネットと距離を置く時間を作ることが重要視され始めました。

現代、仕事中はパソコンでメール、プライベートもスマホでSNSと、公私ともにネット漬けの毎日が多いと思います。
若い人でもネットから離れられず、息の抜けない生活には
疲れを感じる人は少なくありません。
アメリカでも、デジタル・デトックス、ネット断食は数年前から広がり始め、
最近では日本でも普及してきました。

平日は仕事でネット漬けでも、週末はネットから離れ、
山や海など自然と親しむ人が増えています。
そのような異なる環境に身を置くことで、新しいアイデアが思い浮かぶことも多く、仕事に戻っても好影響を与えます。


ワーキングママの中には、週末はパソコンを開かないことで、
子どもとスキンシップの時間を多く取る人もいますが、
よい気分転換にもなっているようです。

ネット断食が叫ばれる背景には、SNSの普及があります。
SNSは交流を広げやすい反面、時間を問わず他人と接触が続いたり、
面識がないままネット上の交流をすることで、気疲れやトラブルが発生し、
ストレスがたまりがちになります。



調査会社のネオマーケティング(東京)20代の4割、
30代の3割が「SNSを休む時間がほしい」と思っており、
若い世代を中心に「SNS疲れ」が広がりつつあります。

疲れやストレスの軽減には、ネットと離れる時間を創ることが大事です。

夜遅くまでパソコンやスマホを使わない。
週末など丸1日ネットから離れる時間を作る。
ネットに繋がらない自然環境に身を置く時間を作る。

など、スケジュールを立ててみましょう。
ネット断食中は、友人や職場の同僚に事前にネットから離れることを伝え、
緊急時以外は連絡を控えることを伝えましょう。






 (開邦研究所 所長 上原 由佳利)

”健康が若さと美の原点です”
http://www.kaihou-clinic.jp




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